2013年9月5日木曜日

ローグライクというもの、DungeonCrawlというもの。

 タイトル通りローグライクとDungeonCrawl(以下DC)について

 DCは所謂ローグライクゲームの1つ。ローグライクというジャンルのゲームの特色は
・死んだらそこまで。
  キャラクターが死亡した場合、その死は永遠のものである。セーブしたところからやり直したりは
  出来ない。セーブは可能だが、あくまで中断にしか使えない。とてもスリリング。

・ランダム生成のダンジョン
  「前のキャラクターは4Fのオークにやられたから、今回は気をつけよう。」
  そういうことはできない。プレイ毎にダンジョンはランダムで生成される。
  様々な特殊地形もあり、飽きが来ない。人気の秘訣。

・ターン制バトルと時間経過
  自分が動けばモンスターも動く。そして動けば腹も減る。
  「時間をかけて、一ヶ所でレベリング」なんてことは基本的にできない。
  その場の判断が生死を分ける。
  
・理不尽な死
  醍醐味。手塩にかけて育てた@さんが曲がり角で不意に出会った強敵に瞬殺なんてことは
  日常茶飯事。立派な鎧を付けた戦士がネズミとガチンコの末殴り負けるなんてこともしばしば。
  新たにゲームを始めたら目の前に最強クラスのモンスターが!、なんてことも。
  スライムやオークなんて雑魚の代名詞みたいなものですが、ローグライクゲームの全ての敵は
  @さんを殺すに十分なポテンシャルを秘めています。
 *@さん・・・PCの通称。ローグライクでは一般的。

・TUI
  テキストユーザーインターフェイス。今のゲームはグラフィカルなものが多いが、
  ローグライクでは記号によって様々なものが表現されている。
  「d」はドラゴン、「=」は指輪という具合。慣れないと大変。
  しかし、人気の高いゲームでは「タイル」というグラフィックが用意されていることが多いので、
  そちらをおすすめしたい。私はこれで遊んでいます。
  DCにおいてはタイル版で遊んでいる人のほうが多い模様。

・自由度の高さ
  醍醐味2。エルフの魔術師が鎧着て鈍器でオーガを殴り殺したっていい。
  最初に選んだ職業や種族なんて関係ない。臨機応変に対応して勝利を掴む。
  目的を放り出して、悪魔たちと延々と戯れるなんてことも。
  やりこむほどにできることが増えていく不思議。

・経験値の持ち越し
  メタな話。ゲーム内で経験値を手に入れると@さんは成長するが、同時に
  操作しているプレイヤーも成長する。@さんが死んでもその経験はどこかで生きてくる。
  全くの初心者に「とりあえず100回死んで、覚えろ」と言うのはそういうことです。知識が武器。
  スポイラーなんかにも目を通すと生存率はグンと上がるでしょう。
 *スポイラー・・・ゲームの内部的な処理なども網羅した攻略サイト。
           読むとゲームの興をspoil(台無しにする)しかねないからスポイラー。

だいたいこんな感じのシステム。他にもゲームごとに独特なシステムがあるので、
色々なゲームに触れてみるといいかもしれない。私が言うのもアレですが。

他にもDC独特?の面白みとして「信仰」「亡霊」なんてものもあげられる。
・信仰システム
  Crawl12柱の神々を自由に選択してゲームをプレイできる。
  神によって様々な特徴と恩恵があり、同じだけのデメリットや気をつけるべき点がある。
  やたらと人間臭い。
  信仰値を貯めることにより攻略に役立つ能力を得られたり、そうでなかったり。

・亡霊システム
  過去の@さんの亡霊が迷い出てくる。強さは生前のレベルや武器なんかに依存する。
  基本的に死んだ階層に現れるが、大体においてその時点の@さんより強い。
  亡霊に殺され、新たな亡霊が現れるという無限ループ。もしも倒せればおいしい。
  倒すことができれば成仏して二度と出てこないが、物理的に除霊することも可能。

以上の要素が絶妙にマッチして、非常な面白さを醸しだす。それがローグライク。
こんな記事を読んでくれている方には言うべくもないでしょうが、宜しければプレイして見ませんか?










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