2013年9月5日木曜日

DungeonCrawlのマクロについて

DungeonCrawl(DCSSも)にはマクロという機能が付属しています。
マクロというのは特定のキーを押すことで、設定した行動を自動で行えるようにできるものです。

例を上げて説明すると

1,未踏破地点を自動で探索して、自動拾いできるアイテムを発見した場合に
  それを拾うマクロを組みたい。

2,自動で探索するコマンドは「ctrl-o」
  自動拾いできるアイテムへ移動して拾うコマンドは「G」
  この2つを組み合わせて1つのキーで実行できるようにすれば良い。

3,マクロを設定するキーを選択する。「F1」に設定するとする。

4,「`」を押して、マクロの設定を呼び出す。

> どちらを設定しますか?  (m)マクロ  (k)キー配置 

「m」でマクロを選択する。

> マクロを呼び出すキーを指定してください: 

マクロを設定したいキーを押す。この場合は「F1」。

> マクロの入力: 

2のコマンドを組み合わせて実際にマクロを設定します。
「ctrl-o」は「^o」(ハットとo)、「G」はシフトを押しながら「g」を押すことで入力できます。
ctrlキーを使用するコマンドはマクロに組み込む際には「^」を使用することを覚えておきましょう。

> マクロの入力: ^oG

上のようになっていればOKです。Enterキーでマクロを登録して下さい。
以上で「F1キーを押すとctrl-oとGを自動で行う」マクロの出来上がりです。

マクロを設定しているキーに他のコマンドを設定したい場合は
「`」でマクロの設定を呼び出し、設定し直したいキーを押します。

> マクロを呼び出すキーを指定してください: 
> 現在の挙動: \{15}G
> どうしますか?  (r)再設定  (c)消去  (a)中断

任意のキーからマクロを変更して下さい。ゲームフォルダ内の「macro.txt」からでも編集できます。

設定したマクロはセーブしなければ次回のプレイでは消えてしまいます。
「~」でしっかり保存するようにして下さい。

以上がマクロ設定の基本になります。

せっかくなので私の使用しているマクロと注意点を載せておきます。
「^oG」・・・上で説明した通りのもの。便利なのでパシパシ押して探索していますが、
       あんまり調子に乗って押しているとピンチに陥ることもあるので気をつけましょう。
       特に遮蔽物の少ない開けたマップでは厳禁。最悪死にます。

「Za+」・・・「Z」が呪文の使用、「+」がターゲットの指定、「a」はその文字に設定されている呪文。
       自動でaの呪文を唱え、ターゲットを選択してくれるマクロ。
       ターゲットを指定しない呪文の場合は「+」は必要ない。
       aの部分を他の呪文の文字に入れ替えることで他の呪文にも対応。
       @さんが術師の場合割りと必須だと思われる。
       視界内に敵がいない場合、自分を指定するので注意が必要。
       呪文によってはそもそも自分に打ち込めないが、特定の呪文で自殺する@さんは
       後を絶たない。ちなみに「Za+.」とすることでターゲットを選択して、自動でaの呪文を
       発射するマクロができるが、前述のことからおすすめできない。

「f+」・・・上のマクロの射撃武器版。主に序盤にお世話になる毒吹き矢用。
      こちらは「f+.」としたところで大して痛い目は見ないので敵を視界に入れつつ、
      パシパシ押しても構わないが一応注意しよう。特に序盤は。

「p5」・・・神に祈って100ターン休憩するマクロ。一体何に使うのかと思われるだろうが、
      使ってみるとちょっとした負傷を癒やしたいときに重宝する。
      具体的には「祈る→100ターンの休憩→祈り終了ダイアログで休憩中断」という挙動
      なので、「100ターン休むまでもない程度だけどHP回復したい」という時に便利。
      無論敵が視界に入ると中断するのでいつでも使っていける。

「pDy」・・・死体奉納用マクロ。死体の上で使う。祈って捌いて神に捧げましょう。
       自分の食べる分まで奉納しないように。オカワル・トログ信仰で役にたつが、
       エリヴィロン信仰では封印しましょう。

「Dyey」・・・モンスターを捌いて、肉を1つ食べるマクロ。意外と面倒なので自動化。
        死体を奉納できる神を信仰していて、かつ祈り中だと死体を捧げてしまうので、
        祈りが終了してから使用しましょう。

「RxPy」・・・護符や指輪の自動付け外し用マクロ。中盤以降とてもお世話になる。
        私の場合はF11とF12にそれぞれ「RxPd」「RdPx」を割り振っている。
        メインで装備する方を「d」、ピンポイントで必要になる方を「x」に割り振っている。
        メインを「d」に割り振るのはうっかり捨ててしまわないため。
        装備中なら捨ててしまうことはない。「対変異と悪食」、「保全と悪食」などのように
        進行度や装備によって、色々と組み合わせて使用しましょう。
        
マクロを使いこなせるようになるとプレイが大分快適になるので、色々試してみましょう。












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